7月の夕景
7月中に撮影していた画像等を掲載し忘れていたので取り急ぎUP。
シャープネスを+0.3、X3F+0.2程度、色残し、風景にて現像。
同じ構図で横にしてシャープネス-0.1、X3F+0.2、晴れ、風景。
こちらの方が”Quattroらしい”かなと思う。まあこの辺は好みで。
SIGMA デジタルカメラ dp2Quattro FoveonX3 有効画素数2,900万画素 930257
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- 発売日: 2014/06/27
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月命日の花
3年目の月命日にも花を添える、当たり前なんだけれどもその度に思い出すために花を買っている。
撮った日はばたばたしていて花瓶に飾る前の状態。
X3Fとコントラストを強めに掛けてみたらその日の見た目に近くなった。旧機種からなのだが、室内だと(蛍光灯の種類にもよるのだろうが)緑に被る傾向がある。それを意識させない様に調整するのがdp現像の場合最初のハードルではないだろうか。
色被りには目をつぶって好みの質感に現像してみた。
やはり明暗差がある素材はモノクロに現像するのが楽しい。今回は色味をカスタムして雑誌のカットに掲載されている的な味付けをしてみたが、これも中々趣がある様な気がする。
SIGMA デジタルカメラ dp2Quattro FoveonX3 有効画素数2,900万画素 930257
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ここ最近ずっと持ち歩いているが、極端にショット数を増やす撮り方をしない限り付属している電池2個で十分持つ事が分かった。それと某所のつけっぱなしレンズフードを注文したので、次回はその付け心地を掲載する予定だ。
朝餉夕餉に空見撮る
梅雨も過ぎ去りそうな天気となり空の撮影日和だ。朝から良い雲景が見られたのでまずは1枚。
前日の尼がすっかり上がって気持ちの良い、というか気温の高い抜けた青空が広がっていた。
すっきりとした蒼さが分かりやすかったので近くのマックカフェよりもう1枚。dpシリーズで撮れる雲は本当に移り変わる景色の一瞬を切り取ったかの様にエッジが立っている。
Quattroになってからは逆光にもほぼ怯まずに立ち向かえるのが嬉しいし有り難い。でなければこの風景は切り取ることが出来ないからだ。ここまではシーンを風景で撮影した物。
翌日の夕暮れがまた、何時にも増して素晴らしいグラデーションを形作っていたので追加。
近くのスーパーに駐車し慌てて撮った。夕暮れなので文字通り、晴れ・サンセットレッドの設定で現像。
こちらが元の撮って出しjpeg。雰囲気的にはこちらの方が良い気もするが、夕焼けと言うより暮れなずむ街と言った雰囲気にも見える。
こちらはもう少し日が落ち青ずんできた空。別の場所で撮り直したらこんな雰囲気になっていた。撮って出し。
少々ホラーチックになったがシーン設定をシネマに変更して。右上のセブンイレブン看板を見ると分かるがやはり処理はオリンパスのドラマチックトーン的な処理の様だ。あれよりはノスタルジックでセピアな感じだが。
最後に同じ構図で別の処理をした画像で締める事とする。
さらに暗くなってくるとこの辺りは本当にこの様な色と雰囲気になるのだが、実際に撮影すると再現不可能な事が多い。そういう意味でもdp Quattroは場面によって再現性の高い(さらに別の面では見た目以上の)画像を生成できるのが有り難いのだった。
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食事喰い
この間外食をした。食事写真の可能性についても考えたいと思ったので撮影・現像してみる。最初に結論から書くと、手先の震える俺が使う範囲では駄目だった。この辺多少でも使い易くするためにはdp3 Quattroを待つしか無いと悟った次第。
中華料理だったのでまずは前菜を。これは比較的手振れが少なかったので補正が出来た。撮って出しjpeg段階では見られた物では無い状態だったので、露出も明るめ、シャープネスを掛けてX3Fで全体の階調をかなり持ち上げてある。
紹興酒。ボケ過ぎて涙が止まらない…というか撮った時はピントが合ってると思ったのだが。
デザートの大学芋。こういう題材なら修正すれば何とか成りそうだが。やはり寄れないのが難点か。
青椒肉絲は何とか色合いを見た目に戻して見られる物に。トングの質感に目が行ってしまうので食材が目立たないのだった。
黒胡麻担々麺。こういうコントラストのはっきりした物ならかなり巧く写ってくれる。とはいってもかなり修正を掛けてしまっているのでjpeg撮って出しでそのまま使う画像になるかと問われると自分には難しいと答えるしか無い。
普段食べる状態で撮る料理は普通に写すのとは別のテクニックがいるので、比較的扱いに手間の掛かるdp Quattroには取り回し含めて不安がある。iPhoneを使ってサクサク撮っていった方が良さそうだ。
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雨の庭で(濡れ)そぼる
休みの度に雨が酷いので中々撮影が捗らなかったのだが、結局実家の庭をまた写し込んでみた。いつも通りjpeg、RAW現像の順番で並べてある。
jpeg撮って出しを見て貰うと分かるようにホワイトバランスがオートだとあっさりし過ぎな傾向だと感じる。よってRAW現像ではくもりのシーン設定を風景に変更してある。さらにX3Fを0.1だけ上げてみたのが下の現像画像。グリーン強調の設定もあるのだが、この画像だと少々やり過ぎな印象を受けたのでこの設定に落ち着いた次第。
jpeg
先程同様の設定でRAW現像
これはシャドウを最大まで持ち上げつつX3Fをさらに上げた状態でモノクロ現像してみた。フィルムグレイン(モノクロの粒状感を調整するパラメータ)もごく少量掛けた状態だとピントの合った部分のエッジも残り石の質感もしっかり感じられる良い案配にモノクロ化出来た。
dp Quattroのモノクロ現像は、やり出すとかなりハマるので非常に危険。どうやったらこのシーンはモノクロが映えるのかを延々と考え出すのでカラー更正が疎かに成っていくのであった…
撮影時の角度がいまいちだったのか、ピントが甘い様に見えてしまう(手ぶれもあるみたい)なのでシャープネスを薄くX3Fを深めに掛けてブレとボケを軽減してみた。如何だろうか。
これはjpegのおもしろみが無かったのでRAWのみ掲載。こういう葉先の撮影画像を見ると、やはりdpの水滴シズル感はピカイチだと思わせる。
次は実家の庭にある狸の中でも一番のお気に入りを1枚。jpegに続くRAW画像は2種類、傾向を変え思いっきりシーンとホワイトバランスを変えて現像したものと、なるべく見た目に近い様に現像した物を並べてみた。葉の緑を生かすか置物の石風の質感を映える様に見せるか悩み所。
モノクロカラー設定に冷黒と温黒の選択があるのでこの狸には冷黒かなと言う事で出来た画像がこちら。ざらついた質感にモノクロが良く馴染む。
次はシズル感たっぷりの葉先をカラーモノクロそれぞれRAW現像。モノクロは温黒設定、シャドウを思いきり潰してみた。温黒はセピア調に近いがより黒が映える設定の様で、こちらも中々良い。
水滴表現が欲しくて撮った画像をもう1枚。原寸で見ると葉脈の皺まで解像していて気持ち悪い程だ。電池持ちが悪すぎるのでmerrillは買わなかったがこれを見ると早く買っておいても良かったかもしれないと思わせる。
前回撮った狸を別角度で。これはオートで現像。RAWに関してSPPでの現像でオートを使うのはあまりお薦め出来ないかもしれない。全体的に明るくなってしまい画像の印象が散漫に成り易いと感じるからだ。
最後に苔生したミニ灯籠の上部を。
Quattroシステムは寂寥とした緑の表現力が高い。高すぎてグリーン・マゼンタ被りをデフォルトで修正するパラメータが付いているのは苦笑いだが、その辺の粗を差し引いても日中持ち歩いて使うデジカメとしては十分な魅力を持っていると言えるだろう。
SIGMA デジタルカメラ dp2Quattro FoveonX3 有効画素数2,900万画素 930257
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SIGMA デジタルカメラ DP3Merrill 4600万画素 FoveonX3ダイレクトイメージセンサー F2.8
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画角的にはこちらの方も気になっている。安くなったmerrillを手に入れるか、Quattroを待って一気に揃えるか悩みどころだが…
新八代駅を撮り、モノクロを弄ぶ
昼間また実家の玄関で撮影した鉢植えをRAWを捏ねくり回しいじってみた。まずは再度実家の玄関で撮った鉢植えを1枚。
f2.8のjpeg撮って出し
f5.0に絞った物
撮影している時には気が付かなかったが、良く見ると蜜を狙ってか虫が2匹蜘蛛の巣の合間を縫って止まっているのが分かる。
続きを読む部屋を撮る
週明けてからは仕事の忙しさで合間の撮影は出来ていないのだが、日曜日に実家の庭周辺を撮り歩いてみたのでそちらを掲載したい。と、その前に自宅部屋を暗所撮影してみたのがこちら。
jpeg撮って出し。2、3枚目はモノクロ1/2jpeg出力でRAW現像した画像。
ISO400だが目立つノイズも無く、今までのDPシリーズに有りがちな色被りや偽色も無さそうだ。1/50のシャッタースピードで撮れたのでほぼブレも無い感じに見える。自分の手先が末端神経症的に震えるので細かいブレは結構出る方なのだがこれなら問題無し。
モノクロに関してはこれが出来るVer.になったSPPを初めて使うのだが、パラメータは然程多くないので割と直感的に使うことが出来る。2枚目より3見目の方を粒子粗めにしてあるはずなのだが分かるだろうか。もっと追い込めば相当楽しめるであろう事は分かったので個人的にはこちらを重点的に使っていきたいと思っている。
SIGMA デジタルカメラ dp2Quattro FoveonX3 有効画素数2,900万画素 930257
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